Winnyでの著作権侵害に警告メール、ISPと権利者団体が3月1日から
ISP事業者団体や権利者団体などからなる「ファイル共有ソフトを悪用した著作権侵害対策協議会(CCIF)」は22日、Winnyユーザーに警告メール を送付する取り組みを3月1日に開始すると発表した。
CCIFは、警察庁の総合セキュリティ対策会議での議論をもとに、ファイル共有ソフトを用いた著作権侵害への対策を行うため、日本インターネットプロバ イダー協会などのISP事業者団体と、日本音楽著作権協会などの権利者団体により設立された協議会。
協議会では、ファイル共有ソフトを悪用した著作権侵害への対応として、権利侵害を行っているユーザーに対して、ファイルの削除を呼びかける警告メールを 送信する取り組みを行うため、対応ガイドラインを策定。3月1日からガイドラインに基づいた取り組みを開始する。
奈良県警と三重県警は6日、ファイル交換ソフト「うたたね」を使って児童ポルノ動画を不特定多数に提供する目的で所持していたとして、愛知県豊田市の男性を児童買春・児童ポルノ禁止法違反(提供目的所持)容疑で逮捕した。
奈良県警少年課によれば、容疑者は「うたたね」を通じて不特定多数のユーザーに提供する目的で、自宅のPCに18歳未満の女児のポルノ動画を所持していた疑い。奈良、三重の両県警が6日、容疑者立ち会いのもとで家宅捜索し、現行犯逮捕した。
「うたたね」は、サーバーを介して1対1でファイルを交換するソフト。容疑者は通称「うな鯖」と呼ばれるサーバーを開設しており、200~300人が児童ポルノ動画を交換するために利用していたと見られる。
なお、両県警では、「うたたね」で容疑者と児童ポルノ動画を交換していた三重県や京都府などの5人を2008年に同法違反(提供目的所持)で起訴し、4人に有罪判決が下っている。奈良県警少年課によれば、同法違反でサーバーの管理人を逮捕するのは全国で初めて。
ただし、サーバーを開設していたことが自体に容疑が科せられたのではなく、管理人本人も「うたたね」利用者として児童ポルノ動画を提供する目的で所持していたことが同法違反にあたるとされた。
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2009/01/06/22017.html